平成13年度:大江町立本郷西小学校
第3,4学年・学級通信 は く し ゅ
                              bP54   2002.3.14
伝えたいこと・その7   いい生き方をしよう!

◇最後の道徳です。

1 みんなのノートに、「○○さんへありがとう」を書く。(約15分間)
2 書いたノートを読み、最もうれしいこと、気になることを発表する。
3 書いてもらった気持ちを発表する。
4 書いている時の気持ちを発表する。
5 『脳内革命』の話を聞く。
 エンドルフィン←→ノルアドレナリン
       若く、  ←→ ふけて、 
       美しく、 ←→ みにくく、
      元気で、 ←→ 病気になって、
      長生き。 ←→ 早死に。
6 授業の感想を書く。(一年間の道徳授業の感想も書く。)

◇「ありがとう」を書く時間、あいている席に座り、次々と書いていきます。時間が足りなかったくらいです。残念ながら欠席の、K君、Mさんのノートにも記入しました。
 15分後、自分の席にもどり、読み味わっています。みんなニコニコ顔です。
 書いている時も、読んでいる時も、発表の時も、教室中が明るさでいっぱいになりました。・・・「エンドルフィン」であふれている状態かもしれません。

◇その後、『脳内革命』(春山茂雄・著 サンマーク出版)の中から、脳内ホルモンの話をしました。ちょっと難しい言葉が出てくるので、やさしい言葉に直して話しました。真剣な目で聞いてくれました。

《Yさん》
  「ありがとう」で、ノート2ページが全部うまってよかったと思いました。
 あと、エンドルフィンとノルアドレナリンで、私はどうも人の言うことをちょっと聞けないときがあるので、長生きしたいので、言うことを今度から聞きます。
 エンドルフィンを多く出せるように、自分も努力したいです。ノルアドレナリンを出さないぞ〜!

◇「いいなあ」と思うと、涙が出るくらいの感動を味わうと、脳から“エンドルフィン”というホルモンが出てきます。
 何事も前向きに、プラスの考え方で取り組むと、この体にいい薬が出てくるのです。人類を良くするように、人が幸せになるように、何ものかが作ったのかもしれません。いつまでも若く、美しく、元気で、長生きできるようになります。
 この逆の場合、“ノルアドレナリン”という物質が出てきます。マイナスの考え、「いやだな」という考え、人を攻撃するような考えや行動をすると出てきます。
 そうすると、エンドルフィンの逆の効果が出ます。こわいですねえ。
 どんなことも、心の持ち方一つです。何でもプラスの考えで取り組んでみましょう。きっと、物事がいい方向へ回っていきますから。

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